アニメ化もされた人気少年漫画『黄泉のツガイ』では白熱したバトル展開が繰り広げられています。
白熱化するバトルや『夜と昼を別つ双子』の能力をめぐる争いによって、様々なキャラクターが死亡する描写も少なくありません。
とうとう作品のタイトルでもある『黄泉のツガイ』がどういうものか明かされようとしている中、キャラの死亡によって様々な展開や勢力図の変化が起きています。
ここでは、どんなキャラクターがどのような理由で死亡したか、どんな展開を迎えたかを解説していきます。
※ネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
【現代】黄泉のツガイの死亡キャラ・死因一覧
現代の戦いにおいて死亡が確認された主要キャラクターと、その死因を一覧表でまとめました。
| キャラクター | 立場 | 死因・殺害者 | 物語への影響 |
| 祈祷師ヤマ | 東村の祈祷師 | 与謝野イワンによる東村襲撃の巻き添え | ユルをおびき寄せる罠に利用された |
| 新郷ハヤト | 影森アスマの叔父 | 与謝野イワンに口封じで殺害 | 影森家乗っ取りの野望が潰える |
| 川井サノスケ | 影森家に仕える庭師 | 黒谷アキオに首を絞められ殺害 | アキオが影森家にとって決定的な仇に |
| 新郷イオリ | アスマの母 | 自ら命を絶つ | アスマのハヤトへの憎悪の原点に |
| 影森ゴンゾウ | 影森家当主 | 御陵(西ノ村リーダー)のツガイ「天と地」に敗北 | 影森家の統制が崩壊、勢力図が激変 |
黄泉のツガイは物語の主な舞台となる現代と『夜と昼を別つ双子』について知るために描写される過去の出来事が交差していく物語です。
現代においての死亡キャラだけでなく、過去描写で判明する死亡キャラでも今いるキャラに影響を与えている存在となっています。
順に、それぞれの死亡の経緯を見ていきます。
各キャラクターの死亡経緯詳細
祈禱師ヤマ
東村の者で祈祷師として東村に出入りしていた彼は与謝野イワンによる東村侵攻に利用され、命を落としました。
イワンは祈祷師の身体を刀のツガイで斬ることで空間を移動する足がかりとして使い、東村への侵入を果たしています。
人質を確保したあとは用済みとばかりに殺害され、さらにその遺体にはユルをおびき寄せるためのメッセージまで残されるという、かなり容赦のない扱いを受けました。
新郷ハヤト
影森アスマの叔父である彼は雇っていた与謝野イワンから口封じとして殺害されました。
影森家の乗っ取りを画策し、ユルの誘拐を企てていましたが、アスマが味方のふりをして近づき、情報を引き出そうとしたところで始末されてしまいます。
風神と雷神という強力なツガイを使っていましたが、強欲かつ横暴な振舞いや、強力なツガイを持つ慢心から命を落としています。
川井サノスケ
裏の世界とは無縁の一般使用人だった庭師の川井サノスケは、黒谷アキオの裏切りが発覚した直後の混乱に巻き込まれてしまいます。
一度は拘束されたアキオが逃亡する際、たまたま姿を見られたサノスケは口封じのために首を絞められ殺害されました。
無関係な立場だったからこそ、この死は影森家にとってアキオを絶対に許せない存在にした出来事といえます。
新郷イオリ
影森アスマの母親であり、新郷ハヤトの妹である彼女は過去回想で自殺をしたのが判明しております。
いらない存在として長年扱われ続けた結果、彼女の心には深い傷が刻まれてしまいます。
偶然、影森ゴンゾウと出会い影森家に受け入れられました。
しかし、希死念慮から解放されず、最期は自分が契約した『金鳥玉兎』を息子であるアスマに託し、自死を選んでしまいました。
その顛末から、アスマはハヤトに対して殺意と憎悪を抱いています。
影森ゴンゾウ
影森家当主である影森ゴンゾウの死は、物語の勢力バランスに大きな影響を与えました。
西ノ村リーダーである御陵による屋敷への単独襲撃で、彼は命を落とします。
御陵が操るツガイ『天と地』の猛攻はすさまじく、膨大なツガイを従えていた彼ですが百鬼夜行を打倒されたことで戦況が不利になりました。
猛攻によって致命傷を負った最中ですが、彼は最後に息子である影森ジンの逃亡を助けて亡くなります。当主としてではなく、最期は一人の父親として動いた場面が強く印象に残るシーンです。
その最期には、襲撃した御陵からも天晴と評されていました。
しかし、影森家の地位を保つのに尽力していたため、彼の死によって影森家の統制力は根底から揺るがされることになります。
忘れてはいけない、死亡したツガイたち
この作品では、人間だけでなくツガイそのものが命を落とすシーンも見どころのひとつです。
- 手長足長:田寺家の隠れ家での戦闘で、デラのライフルによって視界を奪われ討伐
- レディとジェントルマン:契約主の祈祷師ヤマと共に、与謝野イワンによって殺害
- 風神と雷神:契約主・新郷ハヤトが拘束された直後、イワンに斬られ主共々死亡
- ヤマノカミ:黒谷アキオの裏切り発覚後、椥辻のツガイから寄生された種の爆発で死亡
- 百鬼夜行:御陵のツガイ「天」による上空からの狙撃で討たれ、これがゴンゾウ敗北の決定打に
ツガイの死は主の運命に直結することが多く、特に百鬼夜行の喪失はゴンゾウの敗北をほぼ決定づけたと言っていい出来事でした。
【400年前の過去】死亡キャラと因縁の歴史
『黄泉のツガイ』は、過去の因縁が現代へ複雑に絡み合うストーリーです。400年前の過去描写で判明した死亡キャラは、現在の勢力図の原点となっています。
夜太郎とあさひ
400年前にいた『夜と昼を別つ双子』です。
夜太郎は『封』の力の担い手を、あさひは『解』の力の担い手として期待されていました。
当時の東村の指導者、東村紫明によって殺害されました。
本来なら、死者の国と現世の境目にいるツガイによって力を手にして戻ってきますがあさひだけが戻ってきます。
その後、東村紫明によって慶弔出羽合戦に参戦させられ、あさひは解の力を使い、敵を退けました。
しかし、戦場の中で敵が放った弓矢に射抜かれあさひも死亡します。
『夜と昼を別つ双子』の力の片鱗と、それを狙う人々の因縁の出発点といえるでしょう。
東村紫明
400年前の東村領主である東村紫明の死は、まさに『夜と昼を別つ双子』に取り憑かれた狂気の末路といえるでしょう。
あさひを喪い、解の力を失った彼は精神を病み、双子を次々と殺して封と解の力を得ようと狂気に取り憑かれます。
その後、ユルの先祖である東村の狩人、タイザンによって狩りに連れ出される形で殺されました。
彼の狂気から離れた東村の者が後に影森家として発足するなど、現代にも繋がる存在です。
生死不明キャラも紹介!今後の展開の影響を予想!!
ここまで死亡が明確となったキャラクターを紹介していきましたが、13巻時点でもまだ生死不明となっているキャラも存在しています。
生死が判断されることで、物語に多大な影響を及ぼすキャラをここでは紹介していきます!
ミネとナギサ
母ナギサの故郷である沖縄へ向かう飛行機の中で、護衛ごと忽然と姿を消したミネとナギサ。与謝野イワンが「刀のツガイで斬った」と語った場面もありますが、真偽は確認されていません。
ユルとアサという交渉材料になり得る二人を、西ノ村側があえて生かしたまま確保している可能性も指摘されており、現時点では死亡が確定したとは言い切れない状況です。
二人の再会をユルとアサがずっと望んでいることもあり、生存を期待したい読者は多いはずです。
影森ジン
御陵による屋敷への強襲により、生死不明となっています。
致命傷に近い重傷を負いましたが、ゴンゾウによる必死の足止めから自身のツガイ『掃除屋(スカベンジャー)』で戦線から離脱できました。
ジンのツガイが彼を逃がすために動くことができた点から、御陵襲撃時点ではまだ生存している可能性もあります。
即死は免れたと見るのが自然で、13巻時点でも行方こそわからないものの生存の可能性は高いとされています。
冷静沈着な性格で知られるジンだけに、単独でどこかに身を潜めながら回復を図っている展開も十分考えられるところです。
キャラクターの死亡が物語に与えた影響
今回紹介したキャラクターの死亡描写は現代も400年前も共通して物語に相応の影響を与えています。
東村に所属している祈禱師ヤマや、影森家の乗っ取りを画策していた新郷ハヤトの死亡は、東村の人たち以外でも『夜と昼を別つ双子』の能力を欲する派閥がいることを示しました。
アスマの母親である新郷イオリの死は、影森アスマという一見すると非常にうさんくさいと評される人物の奥にある優しさと、ツガイ使いとそうでない人から見た世界の違いを描写しています。
そして、現代における死亡キャラで最も大きな影響を与えたのは影森家当主をしていた影森ゴンゾウでしょう。
ツガイ同士の仲を取り持つことから、際限なくツガイの複数契約を可能とした『百鬼夜行』を筆頭に、無数のツガイを従え、多くのツガイ使いを圧倒していたゴンゾウでしたが、御陵の『天と地』という一組だけのツガイで壊滅されています。
西ノ村の勢力や、御陵の従えるツガイの脅威はゴンゾウの死によって読者に強く刻まれたことでしょう。
さらに、400年前の人物である過去の『夜と昼を別つ双子』である夜太郎とあさひや、東村紫明の存在は『夜と昼を別つ双子』の能力が昔から様々な因縁が有り、多くの欲望から狙われているのを現しています。
まとめ:巻き起こる勢力図の変化!今後の展開が見逃せない!
ここまで、黄泉のツガイで死亡が明確になったキャラや生死不明となったキャラ、それによって起きた展開を紹介していきました。
やはり、作中で影響を大きく与えた死亡キャラとしては影森ゴンゾウの存在は外せないでしょう。
彼の死によってこれまで協力してきた刑事がいましたが、彼はゴンゾウの死によって影森家から手を引いています。
そして影森ゴンゾウをたった一組のツガイで死亡させた御陵と彼の契約するツガイ『天と地』の実力が未知数であることから、今後の戦いはより激化していくことは避けられないでしょう。
生死不明のキャラも、どこにいるのか、無事に生きているのか、生きているならどうしているかと、今後の展開に期待を寄せる要素が多くあります。
様々なツガイやツガイ使いが登場してくる黄泉のツガイ、今後の展開が見逃せません。
なお、『黄泉のツガイ』がこれほどまでに高い評価を受けている理由や、ファンを惹きつけてやまない見どころについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。


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