広告でみかけ気になっていた作品『夏目アラタの結婚』。柳楽優弥さん主演で映画化もされたミステリーサスペンスラブストーリーのような作品です。あらすじや作品情報などをわかりやすく紹介します。
『夏目アラタの結婚』基本情報
『夏目アラタの結婚』はビックコミックスペルオール(小学館)で連載されていました。作者は乃木坂太郎氏です。『夏目アラタの結婚』は「次にくるマンガ大賞2020」のU-NEXT特別賞を受賞しています。全12巻で完結しています。乃木坂太郎の代表作には『医龍-Team Medical Dragon-』『幽麗塔』『第3のギデオン』などがあります。『医龍』は原作もドラマも好きで見てました。キャラ一人一人がすごく丁寧に書かれていた印象があります。一癖も二癖もあるキャラたちの物語は読んでいて面白いです。もちろん医局でのあれこれも見ごたえがありました。2026年1月からは『まなざし珠子の自由研究』の連載が始まっています。
『夏目アラタの結婚』あらすじ
児童相談所職員の夏目アラタが、担当する少年から奇妙な依頼を受け、世間を震撼させた「品川ピエロ」こと品川真珠に会いに行くことになります。連続バラバラ殺人事件の死刑囚品川真珠の気を引くためにとっさに「獄中結婚」を申し込みます。目的は消えた遺体を探し出すためです。20分間の駆け引きが始まります。
『夏目アラタの結婚』見どころは
夏目アラタと連続殺人犯の品川真珠によるアクリル板越しの駆け引きは見どころです。相手の一挙手一動から本心を読み解こうとする心理的な攻防が描かれています。品川真珠という人物の得体の知れなさも見どころの一つです。もう一つ上げるとすれば、児童相談所職員が主人公であることです。児童相談所職員という立場から加害者を見るとどう見えるのかも見どころです。
『夏目アラタの結婚』は実話なのか
リアルな心理描写や法廷・拘置所での緊張感から「この話は実話なのだろうか?」と疑問に思う人が多いようです。公式にはそのような発表はありませんので完全なるフィクションです。ですが、実際の連続殺人事件を彷彿とさせる設定や拘置所のリアルさ、児童相談所職員という職業設定など実話なのかと思える要素が多い作品です。作者の綿密な取材の結果なのだろうと想像できます。その『夏目アラタの結婚』は映画化されています。
『夏目アラタの結婚』映画 スタッフ・キャスト
2024年9月6日に公開されました。
原作 乃木坂太郎
脚本 徳永友一
監督 堤幸彦
夏目アラタ 柳楽優弥 消えた首を探す児童相談員
品川真珠 黒島結菜 連続殺人事件の死刑囚
宮前光一 中川大志 真珠の無罪を信じる弁護士
桃山香 丸山礼 真珠に心酔するアラタの先輩
大高利郎 立川志らく アラタを注視する児童相談所の所長
桜井健 福士誠治 真珠を追い詰める検察官
井出茂雄 今野浩紀 拘置所の刑務官
藤田信吾 佐藤二郎 死刑囚アイテムコレクター
神波昌治 市村正親 真珠の本心を疑う裁判長
主題歌 オリヴィア・ロドリゴ「ヴァンパイア」(Universal International)
柳楽優弥さんの演技に引き込まれます。死刑囚品川真珠を演じた黒島結菜さんは、真珠の象徴である”ガタガタの歯並び”を5ケ月かけて特注のマウスピースを制作し再現しています。そのマウスピースをつけ死刑囚を演じることでリアルな真珠を演じています。
さいごに
『夏目アラタの結婚』はミステリーサスペンスラブストーリーのような作品として、強烈な印象を与える作品です。児童相談所職員の夏目アラタと連続殺人犯である品川真珠との奇妙な「結婚」を中心に描かれる物語は、歪で人間の奥に潜む何かを深く追及しています。結末は最後まで読めない展開です。見ごたえのある作品です。ぜひ読んでみてください。

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