違国日記”心が救われる話題書”として人気,作品紹介

”心が救われる話題書”として人気の『違国日記』。漫画だけでなくアニメ化もされています。これから見てみようかなと思ってる人のために作品情報やあらすじを紹介します。

『違国日記』とはどんな作品?

『違国日記』は、隣の人が自分と違う属性であってもそれが当然だよね。だって、どんな人も私たちの暮らしの中に当たり前のようにいるのだからと言っている作品です。誰かを特別視したり、協調するのではなく「当然いるよね」というスタンスで描かれているので作品を読むと「ここにいても私はいいんだな」と心が軽くなります。家族、セクシャリティ、有害な男性性、シスターフッドなど、現代、私たちの身近で起きている問題も作品のいたるところにあり考えさせられます。個性豊かなキャラクターたちが、他人との違いに悩み葛藤しながら共に生きていく姿は多くの読者から共感を得ている作品です。

『違国日記』作者基本情報

ヤマシタトモコ氏の作品『違国日記』。お恥ずかしながら、最初”建国日記”だと思っていました。よくよく見ると字も読み方も全く違うことに気づき一人恥ずかしい思いをしました。そんな『違国日記』ですが、2017年に『FEEL YOUNG フィール・ヤング』(祥伝社)で連載が始まり、全11巻で完結しています。
ヤマシタトモコ氏は2005年にデビューされておられ、多くの賞を受賞されています。
『HER』
「このマンガがすごい!2011」オンナ編第1位
『ドントクライ、ガール』
「このマンガがすごい!2011」第2位
『違国物語』
「このマンガがすごい!2019オンナ編」第4位
「このマンガがすごい!2020オンナ編」第10位
「マンガ大賞2019」第4位「マンガ大賞2020」第10位
「第7回ブログ大賞」のマンガ部門大賞を受賞
第24回文化庁メディア芸術祭(2021年)のマンガ部門「審査委員会推薦作品」に選出
などです。ヤマシタトモコ氏の作品には映画化されたものもあります。『さんかく窓の外側は夜』(リブレ出版)この作品は映画化、アニメ化両方されています。映画では岡田将生と志尊淳のダブル主演で実写化されました。「霊が視える男」と「霊を祓える男」の心霊探偵バディの活躍が描かれた作品です。

『違国日記』映画化 キャスト 評価

2024年に映画公開されています。
原作:ヤマシタトモコ『違国日記』(祥伝社 FEEL COMICS)
監督・脚本:瀬田なつき(作品に『PARKS パークス』や『ジオラマボーイ・パノラマガール』がある)
出演:高代槙生(こうだい まきお) 新垣結衣
田汲朝(たくみ あさ) 早瀬憩
醍醐奈々(だいご なな) 夏帆
楢えみり(なら えみり) 小宮山莉緒
高代実里(こうだい みのり) 中村優子
森本千世(もりもと ちよ) 伊礼姫奈
三森(みもり) 滝澤エリカ
塔野和成(とうの かずなり) 染谷将太
高代京子(こうだい きょうこ) 銀粉蝶
笠町信吾(かさまち しんご) 瀬戸康史

です。作品が繊細な心理描写が特徴のため評価が大きく分かれています。絶賛している内容は期待以上で特に空気感の再現が素晴らしいとの意見が多くありました。その一方で物足りなさを感じた方の中には、原作のモノローグが削られすぎているため原作のキャラクターの魅力が伝わりにくいというものや、ラストシーンの着地点が「結局どうなったの?」と物足りなさを感じるという意見もありました。

『違国日記』アニメ化 評価

2026年TOKYOMX、ABCテレビ、BS朝日、AT-Xにて放送。
高代槙生 沢城みゆき
田汲朝 森風子
笠町信吾 諏訪部順一
楢えみり 諸星すみれ
醍醐奈々 松井恵理子
塔野和成 近藤隆
高代実里 大原さやか
原作 ヤマシタトモコ「違国日記」(祥伝社 FEEL COMICS)
監督 大城美幸
構成・脚本 喜安浩平
キャラクターデザイン・総作画監督 羽山賢二
音楽監督 大森貴弘
アニメーション制作 朱夏

です。アニメでは、原作の空気感をいかにアニメーションとして表現するかに注目されていました。アニメも評価が分かれています。原作の独特な「間」や「言葉の温度」が非常に丁寧に描かれている。実写では難しい「思考の揺らぎ」や「心の距離」をうまく表現できていたためキャラクターにより深く没入できたという高評価の意見があります。一方でヤマシタトモコ氏の独特な作品タッチがアニメという媒体になることで少し違うと感じられている方が多いようです。内容が少し重く「ちょっとみてみようか」と軽い気持ちでみるのには少しハードルが高いと感じる方もいるようです。気軽にみるには少し重みのある作品だと思います。言葉一つ一つを消化しながら見るため見るときはそれなりの余裕が必要かもしれません。

最後に

『違国日記』は漫画、アニメ、映画とあらゆるメディアから高い評価を得ています。派手な展開はないけれど心が救われる言葉に出合いたい、自分らしさを見失いそうだ・・・という方におすすめしたい作品です。漫画、アニメ、映画とそれぞれの良さを比べながら楽しむのもいいかもしれません。

 

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