優しい絵が語る『邪神の弁当屋さん』とはどんな漫画?あらすじ、登場人物、作者情報を紹介

漫画『邪神の弁当屋さん』はどんな作品?と疑問を持つ方のために、この記事では作品のあらすじ・登場人物・作者情報などをわかりやすく解説します。

『邪神の弁当屋さん』あらすじ

北の国旧市街の中央広場、そこで弁当屋する人間レイニー。かつては、実りと死を司る神ソランジュとして信仰されていました。しかし、世界の創造主(孫ジュノの上司)に北と南の間の戦争を作った原因として無期限の謹慎処分を言い渡されます。神の力を失い人間に堕とされ生きることとなります。神の力を取り戻すために善行を積む必要があると考え、一日一善をモットーに弁当屋を営んでいます。人間は単純で誰にでも隙間が存在しその存在を埋めようとします。その中でも、空腹は食べることでしか埋められないと考え、彼女は人間の隙間を埋めるように弁当の隙間を埋め弁当を作るのです。

『邪神の弁当屋さん』登場人物

レイニー
一日一善をモットーに弁当屋を営んでいる女性。神ソランジュの仮の姿。北の国の旧市街地で弁当を売っている。
生きる理由は今のところ『明日の弁当のおかずを考える事』。

ソランジュ
実りと死を司る神ソランジュ。見た目から邪神としておそれられていました。世界の創造主(孫ジュノの上司)に戦争原因として人間に堕とされる。人間として弁当屋を営むレイニーの本来の姿。

ライラック
北の国の大臣。ナタリオの兄。鮭が好き。政に対して絶望的に向いておらず、国防を担う戦士として生活している。

ナタリオ
北の国の国王。ライラックの弟。兄の代わりに国を治めている。

ダリア(元ハルヴァ 愛と美の神)
レイニーと一緒に生活している女性。酒場で働いている。たまに歌を歌っている。オムライス好き。彼女の祖母はレイニーの料理の師匠。

チュンちゃん
レイニーの弁当の荷台を引いている大きなニワトリ。
若者のおしりが好き。

ベルナルド
北の国の市場で暴れていた魔物。レイニーに喝され、現在はペットとして飼われている。

ハルヴァ
南の国で信仰されていた愛と美の神。ハルヴァの神体である鏡が盗まれたことが戦争の発端とされている。魂はダリアへ転生。

『邪神の弁当屋さん』作者紹介

作者はイシコさんです。2022年『商人とタマゴ』で第87回ちばてつや賞佳作を受賞しています。2023年、読切で『魔女たちの心臓』をヤングWebにて掲載。ヤングマンガジン1話目連載コンペに『邪神の弁当屋さん』でエントリーします。見事勝ち抜き、同年10月コミックDAYSにて『邪神の弁当屋さん』の連載が開始します。(ただし、16話で完結することが決まっています。)単行本は現在2巻まで刊行されています。マンガ大賞2025Webマンガ部門にノミネートされています。好きな作品は『ねがね』『かもめ食堂』『探偵はBARにいる』など。出身は東広島。
作者は作品の雰囲気として影響を受けた作品に『かもめ食堂』を挙げています。私もこの映画の美味しそうな食事の場面とか好きです。見ているとお腹が空きますし、あったかい気持ちにもなる作品だと思います。『邪神の弁当屋さん』は「弁当屋」がモチーフになっています。なぜ「弁当屋」を選ばれたのでしょう。インタビュー記事などから見ていきます。

『邪神の弁当屋さん』なぜ弁当がモチーフに?

美味しそうな食事場面なら、食堂や居酒屋、レストランがモチーフでもよかったのではないかと思いました。「お弁当」がモチーフなのはなぜだろうと理由を探ると、インタビュー記事に理由が書いてありました。

もともと弁当を詰めるショート動画が大好きで、弁当の物語性はモチーフにしやすいと考えていました。自分のためだったり家族のためだったり、弁当箱がひとつ増えたり逆に減ったり、詰め方も人によってクセがあるので見ていてワクワクしますね。あとは日本らしいものをネタにしたかったのと、人外が描きたかったのもあります。

Real Soundより引用

弁当を詰める様子が好きとのこと。私はどちらかというと弁当を詰める作業は苦手です。いつも弁当の隙間を埋めるのに四苦八苦していますので。きれいに詰めている弁当を見ると詰め方よりも美味しそうという気持ちの方が大きくなります。

『邪神の弁当屋さん』どこで読める?

コミックDAYS Webサイト、電子書籍(コミックシーモアなど)、コミック単行本 などで読めます。

まとめ

『邪神の弁当屋さん』はどんな作品だろう?からこの記事では作品のあらすじ・登場人物・作者情報などを紹介してきました。『邪神の弁当屋さん』は正直、作品の第一印象は、絵を見てコメディ漫画かなと思いました。何とも言えないニワトリが特に。しかし、帯の「弁当箱に詰まっているのは、ちょっぴり苦い罪とほんのり優しい愛。」「カワイイ&切ないお弁当ファンタジー」とのコメントでコメディではないことがわかります。見た目で判断してしまったことにちょっと反省です。ふわっとした優しい絵ですが、訴えてくるものが心に響く作品です。

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