マンガ大賞2025Webマンガ部門にノミネートされた作品『邪神のお弁当屋さん』。どんな方が描いているのか。他にどんな作品があるのか、またなぜ弁当をモチーフにしたのかインタビュー記事などから見ていきます。
『邪神の弁当屋さん』作者紹介
作者は東広島出身のイシコさんです。
イシコさんは作品を描くうえで一番大切にしていることに、自由に考察できるよう登場人物の感情を見せないようにしているとありました。理由は、読み終えた後の余韻を意識して、スッキリやモヤモヤの間で苦しんでもらいたいからと。『邪神の弁当屋さん』の登場人物は感情が読みにくいなと感じていましたがそういうことだったのかと納得しました。
そんなイシコさんですが、2022年『商人とタマゴ』で第87回ちばてつや賞佳作を受賞しています。
2023年、読切で『魔女たちの心臓』をヤングWebにて掲載。ヤングマンガジン1話目連載コンペに『邪神の弁当屋さん』でエントリーします。見事勝ち抜き、同年10月コミックDAYSにて『邪神の弁当屋さん』の連載が開始します。(ただし、連載開始当初から16話で完結することが決まっていました)他にも『熊猫哥哥(シォンマオグゥグ)』(あらすじ:森で暮らす絶滅危惧種のツシマヤマネコのアズマ。かつては人間に飼われていた逃げ出し森で暮らしている。そんな時、アズマの前に現れたのが仔狸ことハオ。ハオの正体は人間の都合で生み出されたパンダの生物兵器。そんなは知らないアズマは手を焼きながらもハオを溺愛し、親が現れるまで面倒を見ることになる。)や『天狗の道のり』読切、『坊主とVtuberと古寺の狸』読切、『猫とパンと相対性理論』読切、『テオと止まり木のシュカ』、『黄身が白と言った殻』、『海を、歩くヤギ』、『YONAKA』、『いとしのアネリ』などがあります。
『邪神のお弁当屋さん』はマンガ大賞2025Webマンガ部門にノミネートされています。単行本は全4巻。第4巻発売に際し、特定の書店で第4巻を購入すると限定イラストカードや限定オリジナルブックカバーも特定の書店で第4巻購入したときについてきたみたいです。ブックカバーの画像は第3巻発売時の特典カバー。
『邪神の弁当屋さん』はタイトルからわかるように「弁当屋」がモチーフになっています。なぜ「弁当屋」を選ばれたのでしょう。インタビュー記事などから見ていきます。
『邪神の弁当屋さん』なぜ弁当がモチーフに?
美味しそうな食事場面なら、食堂や居酒屋、レストランがモチーフでもよかったのではないかと思いました。「お弁当」がモチーフなのはなぜだろうと理由を探ると、インタビュー記事に理由が書いてありました。
もともと弁当を詰めるショート動画が大好きで、弁当の物語性はモチーフにしやすいと考えていました。自分のためだったり家族のためだったり、弁当箱がひとつ増えたり逆に減ったり、詰め方も人によってクセがあるので見ていてワクワクしますね。あとは日本らしいものをネタにしたかったのと、人外が描きたかったのもあります。
Real Soundより引用
弁当を詰める様子が好きとのこと。私はどちらかというと弁当を詰める作業は苦手です。いつも弁当の隙間を埋めるのに四苦八苦していますので。きれいに詰めている弁当を見ると詰め方よりも美味しそうという気持ちの方が大きくなります。
最後に
イシコさんは『ねがね』『かもめ食堂』『探偵はBARにいる』などがすきとのことです。その中でも『邪神の弁当屋さん』の雰囲気として影響を受けた作品に『かもめ食堂』を挙げています。私も『かもめ食堂』は好きな映画の一つです。特に、美味しそうな料理で人と人との縁が生まれていく過程が描かれているのが好きです。心が温まります。そして、自分らしくあることは悪くないと言ってもらえている作品なので好きです。
『邪神の弁当屋さん』はどんな方が描いているのか、他にどんな作品があるのか、またなぜ弁当をモチーフにしたのかを紹介しました。気になる方は『邪神の弁当屋さん』を読んでみてくだい。

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