食べ物の漫画を探しているときに目に留まった作品です。表紙の焼き餃子がとても美味しそうで餃子が出てくる作品なんだろうなと思う一方で餃子ってそんなに種類があるものなのか?と思いながら手に取た作品が『夜凪さんのよなよな餃子』です。そんな発想があったのかと驚かされるものが多くぜひ読んでほしいと思い、この記事では、あらすじや・登場人物・作者情報・感想などを紹介します。
作品と作者紹介
芳文社のWebマンガサイト・コミックレイルで連載がスタートしています。イラストレーターの七癖みりが別名義(勘米良優助)で手掛ける初連載漫画です。芳文社コミックスから単行本第1巻が刊行されています。単話版は9巻まで刊行されています。監修者であるパラダイス山本さんは会員制高級紳士餃子レストラン「蔓餃苑」のオーナーシェフです。”餃子の王様”としても知られています。そんな方が監修してる餃子漫画ということはオリジナルの餃子がたくさん出るのだろうかと期待をして読むことが出来ます。
あらすじ
餃子と聞くとラーメンのサイドメニューや家庭でも食べられるとても庶民的な食べ物を想像します。餡を丸い皮で包み半円形にひだを作った形が一般的な餃子のイメージで表紙の餃子のイラストでもあります。「夜凪さんのよなよな餃子」の餃子は一般的な餃子のイメージをガラッと変えてしまいます。なぜなら、この作品に出てくる餃子はとても独創的だからです。独創的でありながらとても美味しそうで、家庭でも作りたくなるそんな餃子が出てくる作品です。夜凪さんのよなよな餃子レシピなるものもあります。第一話に出てくる餃子、「会社をぶっ壊す餃子」。ネーミングが笑えます。ブロッコリー卵餃子やキーマカリーうずら餃子や踊るタコ壺餃子など全10種類の餃子があり、何種類かの高さのある餃子をビルの夜景に見立てつくられた餃子です。心身共に疲れ切ったOL西真白が訪れた店、店長・夜凪が営む餃子専門店で食べた餃子です。餃子のイメージが大きく覆されます。アッと驚く餃子の数々と増えていくキャラの魅力が今後も楽しみな作品です。そして、いろんな何かを抱える常連客が夜凪さんの餃子で癒されていきます。
登場人物
夜凪
餃子専門店「夜凪」の店長。シャイで口下手。餃子づくりに情熱を注いでいる。夜凪の作る餃子は美大時代から仲間内では大人気
西真白 27歳
常連客の一人 仕事に疲れたOL 食べっぷりがとてもみていて気持ちがいい
木枯圭亮 28歳
イラストレーター 大学の同期 常連客の一人
東眞司 27歳
WEBエンジニア 常連客の一人 木枯の友人でこの店を紹介され常連となる 本人曰く「つぶらな瞳が売り」とのこと
常連客たち
異なる背景や悩みを抱えながらも、夜凪さんの餃子で癒される人々
『夜凪さんのよなよな餃子』の感想レビュー
作中のバリエーション豊富な餃子のレシピが知りたいというものです。餃子の自由度の高さには驚かされます。焼いても蒸してもゆでても美味しく、中身はなんでもござれ!という自由度の高さ。餃子の固定概念がガラガラと崩れていきました。その一方でコマの中がごちゃっとして読みにくくわかりずらいというものもありました。確かに1コマに描かれている情報はびっくりするぐらい多く読むのが大変でした。カラーだともっとわかりやすくなったりするのでしょうかというコメントもありました。カラーでも見てみたい作品です。さらに美味しい漫画になってしまし読んでいる間中お腹が鳴ってしまいそうですが。
さいごに
多種多様のバリエーションの多さに驚かされる餃子の数々は見ていて楽しいです。自分でも作ってみたいと思える餃子もあり今度挑戦してみようと思います。この作品を読んでいると、餃子の餡はなんでもありなんだと思いました。これじゃなきゃという思い込みは餃子の楽しみと面白さを半減させていたんだと気づかされました。ただ、絵と文章が少々私には情報量が多く読むのが大変でした。でも、実際に食べたら美味しいんだろうなと思いながら読み進めることができるので苦にはならない作品です。
『夜凪さんのよなよな餃子』は長期間連載がストップしている作品です。ただ、作者の方や公式からの発表がないためはっきりした情報がありません。続きが気になる身としては作品の行方をきにかけつつ作者の事情を尊重していきたいです。


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