X(旧:Twitter)にて1億6000万PVを突破した日常ショートストーリー『雨と君と』をご存じでしょうか?
雨の降る日に出会った1人の女性と、1匹の『自称』犬との緩やかな日常が描かれている本作では、犬と自称するたぬきの正体が気になりつつも穏やかな日々が不思議と落ち着く名作となっています。
この記事では、多くの読者が気になっている「たぬきの正体」についての考察をはじめ、作品のあらすじや基本情報、アニメ情報まで詳しくまとめています。
【結論】『雨と君と』たぬきの正体は判明している?
結論から言うと、現在発売されている最新8巻までの間で、『君』の正体が明確に明かされる描写はありません。
しかし、ただのたぬきとは思えない不思議な要素が数多くあります。ネット上の考察やWikipediaなどでも、以下のような説が有力視されています。
化けたぬき(妖・妖怪)説
・頭の上に常に「葉っぱ」が乗っていること。
・人間の言葉を完全に理解し、スケッチブックやペン、リモコンなどの道具を器用に使いこなすこと。
・二本足で歩くこと。
普通の動物ではないことは確かですが、今後どのような展開でその正体が明かされていくのか、目が離せません!
『雨と君と』の基本情報・あらすじ
『雨と君と』は雨が降る日に女性小説家の主人公、藤がダンボールに入って捨てられているたぬきと出会ったことから始まる日常ショートストーリーとなっています。
見た感じとしてはたぬきなのですが、本人(本狸?)は犬を自称しており、藤も犬だと認識しているのが少しシュールな面白さをだしていますね。
ここでは、『雨と君と』の作品に関する基本情報や、あらすじについて解説していきます。
『雨と君と』の基本情報を紹介!
『雨と君と』は、二階堂幸先生が執筆している作品で、講談社さん出版の週刊ヤングマガジンにて連載されています。
2024年8月では累計発行部数が50万部を突破している作品で、その人気の高さは第1巻が発売前に重版されたと聞けばよくわかるでしょう。
また、2022年に『でらコミ!3』で準大賞を受賞し、その後も『次にくるマンガ大賞2022』にて第4位に入賞した実績もあります。
さらに、アメリカ合衆国のニュースサイトでも芸術性とストーリーを称賛されており、国外でも人気があるのがよくわかるでしょう。
2025年7月から9月までアニメも放送されている人気作品です。
『雨と君と』のあらすじを紹介
ある雨の日に、1人暮らしをしている女性小説家の藤は、ダンボールに入って捨てられているたぬきに酷似した動物を見つけます。
たぬきはスケッチブックを使って筆談で犬だと自称し、飼いやすいとも主張する芸達者な側面を披露し、藤は自称犬を連れ帰って『君』と呼んで一緒に暮らすようになりました。
周囲の人たちは『君』を他の動物ではと考えることもありますが、藤は雑種犬だと紹介するし『君』も筆談で犬だと訴えるところにシュールな面白さがあるでしょう。
『君』を犬だと認識する人もいれば、犬じゃないと思う人もいるので、その不思議さも本作の魅力でしょう。
たぶん仲良しという不思議な距離感にほっこりする人が多くいる作品となっています。
『自称』犬だけど見た目はたぬき!その正体について考察!
藤に飼われている自称『犬』な『君』ですが、その見た目はどう考えてもたぬきです。
しかし、普通の動物とは違う様子から『君』の正体に対しては非常に興味深いですよね。ここでは作中のヒントから、その正体について掘り下げて考察します。
ただのたぬきではない4つの違和感
キャラクター紹介でもお伝えした通り、『君』には以下のような驚きの行動が見られます。
・人間の言葉を完全に理解している反応を見せる
・スケッチブックとペンを駆使して筆談で会話している
・リモコンなど人間が扱う機器を操作できる
・二本足で歩いている
簡単に挙げるだけでも、これだけ人間味あふれる要素が確認できます。
ネットで有力なのは「化けたぬき」説
ネット上での考察やWikipediaでも化けたぬきではないかと考える声があります。
そう言われる最大の理由は、『君』の頭の上に常に「はっぱ」があるところです。日本の昔話や伝承にある「たぬきが頭に葉っぱを乗せて人間に化ける」というイメージにぴったり重なりますよね。
【結論】最新8巻時点で正体は判明している?
ただし、現在発行されている最新8巻までの間で『君』の正体が明確に明かされている描写はありません。
近所の動物病院の先生などから「犬じゃない」と思われても、本狸(?)は切実に「犬です」と訴え続けています。
今後の展開でその正体について明らかになる描写が出てくるのか、それともこのまま可愛い「自称・犬」として進むのか、非常に気になるところです!
『雨と君と』の魅力的なキャラクター紹介
『雨と君と』は主人公の藤と自称犬の『君』を中心に広がっていく日常ショートストーリーです。
ここでは、主人公の二人を中心に作品内のキャラクターについて詳しく解説していきます。
藤
本作の主人公で、小説家をしています。
雨の日に『君』を拾って、一緒に過ごすようになりました。
1人でいるのが好きで、物静かな性格ですが『君』と呼んでいる自称『犬』を大切にしています。
現在は肩ぐらいのショートヘアにしていますが、高校生時代はロングヘアでした。
普段は裸眼ですが、小説を書くときなどでは眼鏡をかけています。
家族としてイタリア料理人をしている強面だけど楽しい性格の父親や、ストレートな性格の母親、そっくりな見た目の双子の弟のテルがいます。
家族にも『君』を紹介しており、父親からはかわいいと気に入られたり、テルと藤のそっくり具合に『君』が混乱する様子がありました。
他にも、高校時代からの友人として『君』をたぬきみたいだと評した為に『君』からそっけなく扱われるミミや、ミミへのツッコミ役をする『君』と仲良しなレンがいて、二人の日々やストーリーに彩りを与えてくれます。
『君』については犬だと考えており、どういう動物かと聞かれればはっきりと犬だと答えるくらいです。
食事に関してもきちんと犬用のものを与えたり、果物を与える際にもナシよりもリンゴが良いからとリンゴを用意する真面目さもあります。
アニメでは早見沙織さんが声優を担当しています。
『君』
藤に拾われた自称『犬』ですが、外見はどう見てもタヌキです。
藤を筆頭に幾人かの人からは犬と思われていますが、近所の動物病院の先生などからは犬じゃないと思う人もいますが、それに対しても『犬です』と伝える描写がありました。切実に動物病院の先生に「犬です」と「君」が訴えるシーンは必死さを感じ笑みがこぼれますね。
食い意地が張っていて、盗み食いをして怒られる姿も愛らしいポイントです。
アニメでは麦穂あんなさんが声優を担当しています。
きいちゃん
藤のことが大好きな隣人の少女です。
ドイツ人の母親と日本人の父親のハーフで、学校ではインターナショナルスクールに通っています。
『君』のことは犬だと素直に信じ込んでおりますが、彼女の家で飼われている犬は正体に感づいているのか『君』を見ると唸って威嚇しています。
アニメでは湯本柚子さんが声優を担当しています。
2025年アニメ化!『雨と君と』のアニメ情報
『雨と君と』は2025年7月から9月までアニメ放送もされていました。
オムニバス形式で続いていく話なので、一話だけみるという形でも親しみやすいタイプの作風となっています。
原作者の二階堂幸先生が学生時代、石川雅之先生の書いた漫画『もやしもん』を読んでいたエピソードから、アニメの8話ではもやしもんのキャラ『A・オリゼー』が出てくる描写も出ています。
タイトルにもなぞらえてティザーPVでは雨の描写も非常に丁寧に表現されているので、映像美も楽しみたいという人にもおすすめです。
『雨と君と』は下記配信サービスで見ることができます。こちらで紹介しているのは一部です。
| 動画配信サービス | 配信状況 | 月額料金 (税込) |
|---|---|---|
| U-NEXT | 見放題 | 2,189円 |
| DMM TV | 見放題 | 550円 |
| dアニメストア | 見放題 | 660円 |
| ABEMAプレミアム | 見放題 | 680円 |
まとめ:正体不明な『君』と過ごす穏やかな日常にほっこり
『雨と君と』では、藤と『君』が過ごす穏やかな日常が描かれています。
何気ない日常を小説家だからこそ詩的な表現を用いる藤と、なんてことない顔で過ごしていく『君』の様子に癒されるという声が多数見受けられます。
その中でもやっぱり実感する犬とは言えない見た目で『犬』だと自称する上に、普通の動物とは違う様子から『君』の正体に対しては非常に興味深いです。
今後のストーリーで『君』の正体について言及されるのかも気になりますし、藤と『君』が過ごす穏やかな日々をこれからも見守りたいという気持ちもでてきます。
8巻では藤の弟テルとその妻ワコの間に子どもが産まれたり、藤が脚本をしたアニメが無事、試写会を迎えられたりしました。
今後もどのような日常を二人が過ごしていくのか、楽しみですね。


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