漫画壇蜜おもしろい

壇蜜さんが電撃結婚されたとき話題となった漫画家さん。それが漫画家清野とおる氏さんです。皆さん知っていますか。個性的な作風でノンフィクションの漫画を発表している漫画家です。どちらかというと「タラントの壇蜜さんの結婚相手」、「壇蜜さんの夫」の方が有名です。今回紹介するのはそん壇蜜さんの夫が描く結婚生活を生々しく描いた漫画『壇蜜』です。どんな作品か紹介していきます。

漫画家 清野とおる氏とは

まず漫画清野とおる氏についてご紹介します。
おもな作品は『東京都北区赤羽』『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』『東京怪奇酒』『ゴハンスキー』『さよならキャンドル』『スペアタウン』などがあります。現在はモーニングで『壇蜜』を連載されています。
東京都板橋区志村出身で現在東京都北区赤羽に在住されています。処女作となるのは『週刊ヤングマガジン』に投稿して月刊奨励賞に入選した「猿」です。デビュー作は『アニキの季節』です。『ヤングマガジン増刊青BUTA』に掲載されました。高校時代は『VOW』に自伝的エッセイ漫画を寄稿していました。『VOW』をよく知らなかったので調べてみると「Voice Of Wonderland」の略した俗語で1970年代までさかのぼります。街のヘンな看板、おかしな新聞投稿、マヌケな誤植などが掲載されています。『VOW』には『コミックVOW』や『爆笑問題の学校VOW』などオリジナル以外にもあります。見ていて飽きず笑いが止まりません。中には不思議なものもありますので見ていて楽しいです。作品の解説も的を得ていて面白いです。
2015年1月より『東京都北区赤羽』を題材としたドキュメンタリー風テレビドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』としてテレビドラマ化されました。とてもユーモラスに表現された作品です。
2024年12月より漫画雑誌『モーニング』にて妻壇蜜さんとの馴れ初めやエピソードを描くノンフィクション漫画『壇蜜』が始まります。既刊2巻講談社から発売されています。
『壇蜜』はマンガ大賞2026にノミネートされています。

奇妙な夫婦生活を描いた作品『壇蜜』

壇蜜さんと清野先生が結婚され、どんな結婚生活を送っているんだろうときになって手に取った『壇蜜』。最初は「夫婦のエッセイ漫画」だと思っていました。
清野先生が描く『壇蜜』は一味違いました。結婚生活が細かく描かれていますが、甘くないのです。甘い描写が描かれておらずむしろ、清野先生の執拗なまでの「観察」が描かれています。妻壇蜜へ潜入調査しているみたいな感覚になります。清野先生は出会いから結婚の裏側を一つ一つ壇蜜さんをじっくり観察して詳細をじっくり描いています。それがとても楽しそうに描かれていて壇蜜さんをとても大切にされていることがうかがえます。壇蜜さんの「エンターテイメント」もすごいです。普段テレビで拝見する壇蜜さんはとてもミステリアスなイメージなので作品の中の壇蜜さんとのギャップに驚きを隠せません。ホラーに近いかもしれません。作品は、結構読みごたえがあり面白く読み始めたら手が止まりません。

おもしろいと評価されるのはなぜ?

『壇蜜』が面白いと言われる理由として次の3点があげられます。1つ目は物語が予測できない展開を見せることが多く、予想外の行動を起こすキャラクターの行動が面白いという点です。二つ目は、唯一無二の存在である壇蜜を知ることができ、人間性や彼女の裏側に触れることができるという点です。3つ目は、ノンフィクションなので実際の出来事が細かく描かれているリアルさです。この『壇蜜』が描かれた時期はちょうど壇蜜さんが体調不良でお仕事をお休みしていた時期とかぶるため「妻を守るため」なのではという考察をされる方もいます。そう考えると清野先生の妻壇蜜さんへの深い気持ちが伝わり物語の読み方やとらえ方も変わりより一層物語が楽しめます。

『壇蜜』を読んだ読者の感想レビュー

多くの読者がまず挙げるのは「面白い・笑える」です。日常の会話や出来事が独特なのが特徴です。次に壇蜜さんのミステリアスさがさらに深まるというもの。作品を読むと人物像が理解できますが、不思議なことに読めば読むほど「壇蜜」という人物像がわからなくなり謎が深まるという不思議な魅力が評価されています。次に壇蜜さんと夫清野先生の夫婦の関係性がとてもユニークで魅力なことです。普通のラブストーリとは全く違う不思議な距離感が印象的です。テレビで拝見するミステリアスで唯一無二の壇蜜さんの素の姿が見れるのが興味深いという感想もありました。テレビで拝見する妖艶で言葉のチョイスが抜群な壇蜜さんがこの作品の中では全然違った印象を見せていてより交換が持てます。最後に、シュールでオカルト要素が独特な世界観を生み出しているという感想です。単なるエッセイ漫画ではなく怪奇現象やシュールな展開も含まれ不思議な展開がとてもクセになります。謎めいた人間観察が不思議な夫婦生活をより摩訶不思議なものへと変えているように思もいます。

『壇蜜』を読んで

この作品を読んで思ったのは「愛情表現」は人それぞれだと思いました。甘い言葉を伝える人、プレゼントを渡す人、目に見える形で伝える人、だけどその一方で、清野先生のように妻を観察対象としてとらえそれを事細かに描く、これも「愛情表現」の一つの方法なのだと思いました。「愛情の観察日記」でしょうか。
表現一つ一つがとても的を得た言い方なのが「わかる」という共感をもたらすのかと思います。例えば、スランプ時期を「漫画の海の中でブクブク溺れているような状態だった」と表現したり初対面の壇蜜さんからいきなり「結婚しませんか」とプロポーズされ、メールアドレスを渡されたときの心境を「恐怖体験以外の何物でもない」と表現したり読者がとても共感しやすいです。

最後に

清野先生の得得な絵柄や作風が苦手な方もいるかもしれませんが、一度読んでみてください。単行本には壇蜜さん本人のインタビューも載っています。内容はとてもほっこりするものです。結婚生活の観察日記であり愛情の観察日記のようになっている本作品はミステリアスで言葉選びが巧みな唯一無二の存在である壇蜜さんの別の一面を面白おかしく紹介しています。夫清野先生と妻壇蜜さんの夫婦がとても好きになる漫画です。

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました