現象X超常現象捜査録 2巻はどんな作品?

『現象X超常現象捜査録』第2巻は、1巻を読んで続きが気になっている人にとって気になるものです。本記事ではちょっぴりネタバレで第2巻の魅力を紹介します。購入を迷っている方や読んでみようかと悩んでいる方の判断材料になれば幸いです。

現象X超常現象捜査録とはどんな作品?

『現状X超常現象捜査録』は温泉中也による漫画作品です。漫画誌ハルタ118号から「現象X超常現象捜査録」を連載中です。単行本はKADOKAWA(ハルタコミック)から第2巻まで刊行されています。ジャンルは超常現象・ミステリー・ホラーなどです。作者はアニメーター、イラストレーターとして活躍。アニメ「Fate/Grand Order-絶対魔獣戦線バビロニア-」18話では絵コンテ、演出、作画監督をされています。
現象X超常現象捜査録を読んで感じるのは超常現象が、ただのホラーではなく捜査の対象とされ調査機関まで存在する世界であること。人の選択や立場によって行動が変わり結果が変わている、人を試しているようにも感じる作品です。

第2巻のあらすじ

シャルワンヌ銀行で強盗事件が発生します。ただ、この強盗事件、強盗犯4名は警備員1名を射殺したのち、突然血を吐いて死亡します。何が起こったのでしょう。その後の調べで、死因は心破裂でした。それも4人同時にです。心破裂の最も多い原因は心筋梗塞後の合併症です。ただし発生率は1%~3%ととても低く、4人同時に起こるのはとてつもなく低い確率です。昇圧効果のある薬物接種も考えられますが、4人ともその痕跡はないとのこと。異能殺人として捜査が始ましますがその一方で街では薬物の売人が次々に殺害されていきます。

第1巻との違い

第1巻は1話完結のような複数の独立した短い物語や要素を一つにまとめたような作品で構成され話が進んでいました。科学では説明できない事件を捜査する1話完結クライムサスペンスです。第2巻ではオムニバス的な進み方とは違い、まるごと1冊で一つの物語が出来上がっていてます。アナンというキャラクターの芯の通った正義感も際立っていてとても印象的です。話数をまたぐことによってより作品がより濃くなっているような印象も受けます。作者のあとがきを読むと「話数をまたいでページを重ねたからこそ作品が深みを増すという体験は、1話完結の話では得られなかった収穫」とのことです。物語を読みたい方におすすめです。

さいごに

現象X超常現象捜査録第2巻は1冊丸ごとで一つの事件が描かれています。地道な捜査で話が進み盛り上がりがあるわけでもなく淡々と展開が進みます。犯罪者と捜査官たちの考え方や立場の違いがあり物語が複雑になっていたり、最後の最後に手に届かなかったりと海外ドラマを見ているようでした。最後はやるせない気持ちにもなりますが続きが楽しみな作品です。キャラクターのアナンの今後も楽しみです。

 

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